展示会ブースのスタッフ配置方法
展示会ブースのスタッフ配置方法
展示会ブースでは当然ながらスタッフを配置することになるでしょうが、その方法や考え方に注意が必要でしょう。基本的な考え方としては、その展示会ブースに来場者を呼び込むような役割を持った人と、実際にやってきた人に対してより詳しい説明をする人とに分けることが第一となります。
この二つの役目を混同したり、どちらか一方だけに偏ったやり方をしては効果が大きく損なわれることありますから、注意が必要です。考えても見てください。いくら内容的に充実した展示をし、説明者の力量も十分でも、そもそもそこに人がやって来てくれなくては話になりません。ライバルの展示ではなく、自分のブースにまずは来てもらわないことには先に進めないわけです。
一方で、いくら呼び込みが完璧でも、中でより詳しい説明をする人がいなければ、せっかく来たのに何かよく分からない展示だという印象を持たれてしまうことでしょう。この両者のバランスが重要だということです。
展示会ブースのスタッフが注意することとは
展示会ブースのスタッフが注意するべきこととしては、臨機応変という言葉が最もよく当てはまるでしょう。また、常にその展示会ブースの来場者の目線に立ち、来場者にとって心地よいと感じるようにすることも大事です。これは話し方だけに限りません。表情、目線のやり方、服装なども含む態度など、全てが当てはまることです。
例えばある人がブースに近づいてきたとき、どのようにすれば良いでしょうか。これも常に来場者の目線に立つことが大事です。場合によってはすぐにさりげなく近づき、話しかけて興味を引くことが重要かもしれません。一方で、最初から露骨に話しかけられることに抵抗感を示す人もいるでしょう。そういう人は、話しかけようとして近づくだけで不安感、不快感を持って、即座に逃げるように別のブースに行ってしまうかもしれません。逆に、だからといっていつまでも見ているだけでは、もしかすると何か説明して欲しいと思っている人かもしれないのです。